株式会社の仕組み
会社の形態の1つに、株式会社というものがあります。これは簡単に言うと、会社の権利を切り売りしてスポンサーを募るという営業形態です。切り売りされた権利は株券という形で表され、その価値は会社の現在の価値によって変動します。現在ではそれの売買を繰り返して利益を上げるといった方面に利用されることが多く、そのような認識が一般的となっています。
この株式会社という形態は将来性を上手くアピールすることができれば容易に資金を集められるというメリットがありますが、逆に不祥事を出したり、風評被害に遭うなどの失点を見せてしまうと、スポンサーが容易に離れていくというデメリットもあります。また、株券は先にも書いたように会社の権利の一部ですので、それを買われすぎると会社の権限を乗っ取られる危険性もあります。スポンサーは株主総会という場で発言することを許されるのですが、この際の発言権は株券を持っている割合に比例するのです。
このようにデメリットもある株式会社ですがメリットの方が大きいのも事実ですし、そのため多くの会社がこの形式での設立を想定しています。
かつては起業するのに一千万円を必要としましたが、2003年から施行された「中小企業挑戦支援法」によって、現在では1円で起業できるようになりました。もっとも、色々制限も生まれたので全くの美味しい話というわけでもないのですが、それにより株式会社設立のチャンスが増えたことは言うまでもないでしょう。